日能研の場合、カリキュラムについていけない生徒は、オプション講座を勧められます。しかしほとんど効果がないのが現状です。なぜなら日能研の「本科テキスト」も「オプション講座」も問題演習教材です。基本問題を習得せずに問題演習だけをやってもなかなか良い結果は出ません。いわば九九をマスターしていないのに割り算をするようなものです。教科書的なバイブル教材で基本を学び理解し、その後問題演習をすることが成績UPへの近道です。
つまり、重要なのはいかに根本原理を理解するかなのです。例えば差集め算の場合、解法も重要ですがその前に差集め算の考え方・構造を知らなければ差集め算と発見できません。発見できなければ解法を知っていてもその解法を使えません。
まずは差集め算の意味や構造など基本的な根本原理を修得すべきなのです。解決策は上記の基本を学ぶことです。毎週のカリテ対策に力を入れ、その週の成績が目で見える形で上がれば学習意欲を増すことができ、順調に成績を伸ばすことが可能です。
日能研指導コースでは、以下のことを講師に徹底研修しております。
- 日能研生にはカリテ対策を徹底し、まず1回目で見える形で点数を上げるのが最も有効。
- 一度80点を取った生徒は次から80点を下回ると悔しくなります。自信を付けることが大切。
- 問題演習の前に、教科書的バイブルで、やり残したテーマの根本原則を再学習し、また弱点分野の対策をして上位クラスを目指す。
予習シリーズがあるため他の塾よりは自宅学習がやり易く、塾で学習した内容を確実に復習すれば、塾だけで伸びると考えられます。逆にいえば、他の塾と比べて効果が出る指導・教材が揃っているにもかかわらず、成績が伸びない場合は、学習習慣がついていない可能性が高いと考られます。ただ、四谷生は他の塾生よりも時間的余裕があり、また毎週日曜テストがあるため目標設定がしやすく、あとは日々の学習習慣をつけることが一番重要です。
四谷大塚生指導コースでは、以下のことを講師に徹底研修しております。
- 日曜テスト対策を徹底し、目で見える形で点数を上げるのが四谷大塚生には最も有効。
- 学習習慣をつけるよう、計画・宿題管理など的確にして、学習意欲が増すあらゆる工夫をする必要がある。
- 日曜テスト対策はもちろん、やり残したテーマの再学習・弱点分野の対策をして上位クラスを目指す。