愛媛県立高校の推薦入試とは
推薦入試とは
2月4日に愛媛県立高校の推薦入試が行われました。
県立高校の入試には一般入試と推薦入試の2つの方法があります。推薦入試は各高校から中学校に対して推薦入試定員枠が与えられます。それを受けて各中学では
- 中学3年生に推薦入試の希望を聞きます。
- 推薦定員枠より希望者が多い場合は中学3年間の成績や生徒活動や部活動などの総合判断で上位から選んでいきます。
- 選ばれた生徒は所属する中学の校長より推薦書が発行されますので受験することが可能となります。
推薦入試定員
推薦入学の募集人員の比率は普通科で定員の5%から15%、 職業学科・総合学科で定員の20%から30%までとなっています。例えば令和4年度の愛媛県立松山東高校は定員が360名で推薦入学志願者数は75名となりました。従って推薦入試で合格するのは18名から54名となり推薦だからと言って全員が合格するわけではありません。
推薦入試の結果
推薦入試がダメだった人は悲観することはありません。受験生の大半の生徒が受ける一般入試(令和4年3月3日、4日)を受けることが出来ます。希望の高校に合格するぐらいの学力があるからこそ中学校が推薦してくれたわけだから推薦入試に失敗した生徒は再度自信を持って受験してください。
一般入試
一般が3月3日から4日で、合格発表は3月18日。 試験は例年通り全日制が5教科となっています。
出願期限は令和4年2月10日までとなっていますが倍率率等を考えて2月17日までに志願変更することが可能となっています。毎年志願倍率が定員を超えている学校は以下のようになっています。
松山東高校、松山南高校、松山北高校、松山商業、松山工業などです。
また、志願倍率がもっとも高かったのは、松山工業(情報電子)1.23倍。ついで、松山北本校(普通)1.22倍、松山工業(建築)1.20倍。このほか、松山東(普通)1.08倍、今治西本校(普通)0.90倍、松山南本校(普通)1.08倍、松山南本校(理数)0.90倍、八幡浜(普通)0.94倍、新居浜西(普通)0.96倍などです。
倍率が定員より下回っている高校は受験生全員が合格するわけではありません。その高校の校長が判断している一定の点数を取らないと合格にはなりませんので倍率だけで安心してはいけませんよ。
一般入試日程
令和4年3月3日 9:00 ~ 9:30 点呼・受検上の注意
9:45 ~ 10:30 国 語
10:50 ~ 11:15 国 語(作文)
11:35 ~ 12:25 理 科
12:25 ~ 13:20 (昼 食)
13:25 ~ 14:15 社 会
令和4年3月4日 9:00 ~ 9:30 点呼・受検上の注意
9:45 ~ 10:35 数 学
10:55 ~ 11:55 英 語
11:55 ~ 12:55 (昼 食)
13:05 ~ 12:50 面 接
以上のようになっています。
各科目50点満点で5教科の250点満点ですが、各中学校から高校に提出される内申書250点が加味されて500点満点で合否判定が下されるようになっています。
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