1　家庭教師優良業者とは　

家具や電器製品のような「形のあるもの」であれば見て、触って、買うか、買わないか決定することができますが、家庭教師の場合は「形のないもの」なのでやってみて3ケ月ぐらい経たないと効果がわからないというのが実態です。業者選びや先生選びにはおのずと慎重にならざるを得ません。全国家庭教師連盟では申請のあった家庭教師業者を何十項目にわたり厳しく審査し、クリアーした業者に「優良業者の認定証」を発行しています。業者選びの一つの参考になるのではないでしょうか?そのような信用の出来る業者を選ぶことが合格の早道だと思います。 

２ 無料自習室のある家庭教師サービスとは？

自宅では雑音やテレビ、ゲ－ム等の勉強に集中できないものが多くあるので学校の帰りや土、日曜日などに自習室を利用したいという生徒が多くいます。愛媛県県立図書館の自習室はすぐに満席になることが多かったり、フジグラン松山のフードコートでは自習禁止であったり、松山市駅前のミスドでは店舗を自習室かわりに使用する学生が多いため回転率が悪くて市駅前から撤退しました。勉強する場所の確保が難しくなっているのが松山の現状ですが、自習室を利用できる家庭教師業者もありますのでどんどん利用しましょう。他校の生徒の勉強態度を見ると刺激されて勉強に対する意気込みが違ってきますよ。

３　家庭教師を個人で契約する場合？

家庭教師業者は契約書の書き方、ク－リング・オフ、役務の提供内容、中途解約、関連商品、損害賠償など特定商取引に関する法律の範疇にありそれを遵守しながら営業を行っています。

個人で契約した場合もその法律を遵守しないといけませんが、大半がそのような契約は行っていないのが現状です。例えば、個人契約の先生が生徒宅に通勤している時に交通事故を起こし相手を死亡させた場合の損害賠償は本人だけでなく、家庭教師依頼者(父兄)にも使用者責任がかかるのか?などのいろいろなトラブルが発生しています。法律を遵守している業者に依頼したほうが安心です。

また個人契約だと先生は管理されている人がいないため、自分の都合を優先する先生も多く見受けられます。そのために家庭教師の曜日変更や時間変更を頻繁に行い、生徒は勉強のリズムを乱されることが多いですね。また、より良い指導方法や成績管理も組織としてやっている業者とやっていない個人では何か月後には大きな差異が生じています。 

4 ホームページを長年更新していない家庭教師業者 

ブログなどを長年更新していない業者は以前のやり方をしているものと思えます。新規の生徒集めに夢中で最新の入試情報をもとに指導の変更などしていないということです。

例えば大学入試センタ－試験から大学入試共通テストに変わりました。センタ－試験では数学は主に知識や技能が問われていましたが、共通テストでは知識、技能に加え思考力、表現力が加わっています。英語は激変し、リスニングとリ－ディングの比率がセンタ－試験では１対4だったのが共通テストでは１対1になりました。

つまり「リスニングが苦手」では合格しないということになります。このような最新の情報を基に適格に指導をしていない業者だと合格はあり得ないということです。そのような業者の見極めのポイントの一つがサイトやブログの更新が行われているかなどになります。